皆さんありがとう [歯科技工士]

みなさんから多くのコメント頂き、大変嬉しく思っています。

昨日用意していた原稿を全て書き直しました。

ホントは有名技工士さんあてに強烈な記事を書いていたのですが、なんとか踏みとどまりました。

大望を果たすまでは頑張ります。


私はこれからもブログを続けます。

続けなければならないと思いました。

私のブログを見て共感してもらえる人がもっと必要です。

技工士だけでなく、歯科医療を受ける人、全員に見てもらわなければなりません。

私は後輩に伝えていきます。

何度も読み返してください。

全身で感じてください。

深く深く考えてください。

そうすれば、自分の伝えたい事がきっと見つかるはずです。


そして自分の役割が見つかった時、行動に出てください。


一人の力はとても弱いです。

しかし集団になればとてつもない力が生まれます。

国も動かせます。

私はそう信じています。

そう信じなければならないのです。


私はこのブログを通じていろんな方の意見を聞くことができました。

技工士会で語られるような内容ではありません。

一般の方にもこのブログを見てもらっています。

これまで闇に隠れていた技工士の現状が、ようやく光に照らされようとしているのです。

この明かりを消してはいけない…。

それを、ブログをご覧になってる多くの方から教えてもらいました。

加藤先生にもブログを続けて頂きたいです。

私のブログを続けてほしいという声があるように、加藤先生のブログを続けてほしいという人も多くいるんです。

私もその一人です。

この業界を良くしていきましょう!



技工業界の止まった時間が再び動き出そうとしています。

そう手ごたえを感じました。

今までにない「流れ」が起きようとしているように感じます。

多くの技工士が行動を起こせば、汚物を洗い流すことができます。

それは私一人では出来ません、皆さんの力が必要です。


みんなで便器にたまったウンコを流しましょうよ…いいかげん。

臭くて息がつまりそうだ…。

そして換気もしましょう。

業界の風通しを良くしたら悪臭も消えますよ。



きれいなトイレには…神様がいます[ぴかぴか(新しい)]

タグ:汚物
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業界の怖さ [歯科技工士]

今日、パソコンの電源を入れてショックを受けた。

私のブログを紹介したがため、強烈な圧力を受けた人がいました。


加藤先生…、本当にすみません。

私が浅はかな行動を取ったがために、あなたまで巻き込んでしまいました…。

歯科技工士のために頑張って下さっている先生には本当に申し訳ないことをしました…。


私が今までやってきたこと、それはタブーとされてきました。

加藤先生も今の歯科業界を取り巻く現状に悩んでおられました。

何かいい方法がないか…。常に技工業界のために悩んでおられました。

想いは私と同じだったと思います。

しかし私は業界の闇を追及するあまり、侵してはならない領域に触れてしまったのです。




私のような人間が何かを語ったところで発言力のある人がもみ消せば、全て塗り替えられてしまいます。

この業界の恐ろしさ…、再認識しました。


私は情報提供してくれた後輩と連絡を絶ちました。

もう、歯科技工士改革委員会の会員ではありません。

私から離れなければならなかったからです。

しかし、なにかあった時の為の準備はしときなさいと伝えときました。

全て記録するように伝えました。

そして、何かがあったときはブログで私が報告します。

彼を守るためです。




加藤先生のブログ・「仏陀の塔」引用させていただきます。
(少し脚色しました)



昨日、神の啓示を受けた。
それは、有名技工士からのメールが切っ掛けだった。

メールの内容は一切関係なく、その目に見えない行間に神の啓示があった。
価値観が違うのか・・・・。
歯科技工士には2種類の歯科技工士がいる。

それを知ったとき、「お疲れ様、やっと解ったようだね」だった。

この技工界を「どうにかしたい、何とかしたい、その責任は」と言う切迫した思いに対して
神の啓示は「お疲れ様、もういいよ」だった。

「もう戦う必要がない」と言われた感じがした。
「そうかそう言うことか」と感じた時、ふっと肩の荷が下りた。

「お疲れ様」

「未来がやっと理解できたよ」
「ありがとう」

【Comment】

依頼がありました書き込みは削除いたしました。
しかしもはや、このBlog自体公開する意味を持ちません。
2,3日中には非公開とします。






涙が止まりません。

悔しい気持ちでいっぱいです。

なんとお詫びをしたらいいのか…。

光を照らそうと一生懸命頑張っておられた加藤先生を否定する腐った業界の体質が許せません。

加藤先生とはやり方が違いますが、私なりに声を上げていかなければこの業界に未来はありません。(もう未来がありません)


加藤先生がブログに書き残した
>「未来がやっと理解できたよ」は、とても悲観的な内容に感じられます…。

この業界は良くならないということです。つまりは滅びです。

業界の改革を望まない人間がこの業界のトップに君臨しているということです。


>もはや、このBlog自体公開する意味を持ちません。
真実が語れないのであれば意味がないということだと思います。




歯科技工士の業界で真実を語ってはいけないのでしょうか…。

もうこの業界は終わりです。

明るい未来はないです。


しかし、有名な技工士さんは1つ大きな過ちを犯してしまいました。

職人がゆえに、目の前の事しか見えていない。

もっと先を考えての行動を取るべきだったのではないでしょうか。


加藤先生にブログの削除を依頼するという大きな過ちを犯しました。

私からすれば圧力をかけたとしか思えない。

自分の気に入らない事は消したらいいと思ったのではないでしょうか。

権力者の発想と同じです。

私のように底辺で生活してきた人間は「誤る事」の大切さを知っています。

自分が悪くなくても誤らなければならない時だってあります。


しかし、プライドの高い人は謝ることを知りません。

自分の罪を認めようとしません。

大物政治家がいい例です。


事態を認めることで、収拾がついたんじゃないんですか。

今回の行動は火に油を注ぐ行為です。

見事に裏切られました。

非常に残念です。

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歯科技工士に必要なモノ [歯科技工士]

全ての技工士さんへメッセージを送ります。


歯科技工士には色々な形があるように思います。


職人の技工士

プロの技工士

医療従事者の技工士

雑貨を作る技工士

サラリーマンの技工士


他にもたくさんあります。

同じ技工士でも、働き方、作るものが大きく変わっていきます。

技工所も同じです。


会社としての組織なのか

病院としての組織なのか

道場としての組織なのか

塾としての組織なのか


働くとなれば、上の2つでしょう。

会社から給料を貰って働きます。

病院から給料をもらって働きます。

雇用主との契約が必要になります。

労働に関する法律に縛られます。

法律を守らなければ、経営者は逮捕されます。


しかし、道場や塾では雇用関係が結ばれません。

「働く」のではなく「勉強させてもらう」場所になります。

お金を払って教えてもらう場所ということになります。


それでは本題に入ります。

私がなぜ、技工所の深夜残業と休日出勤の取材したのか。

その経緯をお話します。

後輩から聴いて書き写したノートを読みながら、いろいろ考えました。

そして、私なりの改善策がみつかりました。

住む世界は違えど同じ「歯科技工士」です。

私の考えがお役に立てばと思います。


まず、取材した会社は「○○会社」と会社を名乗っています。

そして、従業員は雇用主から給料を貰って働いています。

所得税も払っています。

給与明細も見せてもらいましたが、普通の会社と同じです。

れっきとした会社です。


会社として名乗る以上は、労働基準を守る義務が生じます。

そして、経営者の方はとても有名な技工士さんです。

歯科技工士の業界を代表する方です。

技工士の手本にならなければならない存在です。

私自身とても憧れていた存在だったので、ここの会社はまともだと信じていました。

それだけにショックは大きかったです。

仕事と勉強がごちゃ混ぜになっているように思います。


毎日夕方5~6時になったら夕礼があるそうですね。

定時になったら「夕礼」ではなく「終礼」するべきです。

「終電までの残り時間頑張りましょう」ではなく、「これで本日の業務は終了です。用事のある人はさっさと帰りましょう。」と上の人が言ってあげましょう。

上の人が働いていたら、下の子が帰りにくいです。

帰りやすい環境を作ってあげてください。


会社の体質はどのようになっているでしょうか?

会社の人間としてではなく、客観的に見た時にあなたの目にはどのように映っていますか。

良いところ、悪いところが見えてくるはずです。


たしか、一日で辞めた社員がいましたよね。

その人は中途採用で、他の技工所で色々経験された方だと聞きました。

前の技工所で苦労したから、今度こそ充実した生活を送りたいと思って入社されたそうです。

業界の大変さは理解されている方です。

にも関わらず一日で辞めてしまうとはどうゆう事でしょうか。

結婚もされていると聞きました。

安易な転職ができる立場ではないと思うのですが…。


そしてその事を、朝礼で「おかしいんじゃないのか?」と言った子がいました。

一日で辞めてしまうのが当たり前のように思っている会社の人たちに、一番若い子が異論を唱えました。

そして、朝礼が終わってから「お前は何が言いたいんや?」と上司が言ったそうですね。


彼の言いたかった事を私が代弁します。

たとえ世界的に有名な技工士さんがいる会社でも、一日で辞めてしまう社員がいるという事に何か問題があります。

毎日働いている人には分からないと思いますが、夢を持って入社した人が一日でその夢をあきらめてしまうような環境がそこにあったのだと思います。

会社を少しでも良くしたいのであれば、若者の意見を押し潰すのではなく柔軟に取り入れる事も大切だと思います。

会社の為にここまで言ってくれるなんてすばらしい事じゃないでしょうか。


大企業の社長が新入社員に「出る杭であれ!」と言っているのを聞いた事があります。

社員の伸び伸びとした発想が会社を大きくするという考えです。

会社にとって不都合な事をもみ消すような組織はいずれ滅びます。

船場吉兆はとても有名でしたが、体質が悪かったがゆえに潰れてしまいました。

伝統を守る事は大切ですが、良い事だけを残していっていただきたいです。



しかし、それよりも気にかかることがあります。

社員に「入れ歯作りの現場から~口の中の偽装~」という動画を渡しましたよね。

技工士の現状を知れと。

そして両親にもその動画を見てもらって、技工士という仕事を理解してもらえと言いましたよね。

私もあの動画を見た事があります。

あえてコメントは控えさせていただきますが、多くの技工士さんがあの動画を見て何かしらの感情を抱いたのではないでしょうか。


その動画を渡された社員の気持ちを考えてください。

動画を見せられた両親の気持ちを考えてください。

それを見せられた家族はどんな気持ちになったのでしょう。


よく考えてほしいです。


「入れ歯作りの現場から~口の中の偽装~」という動画を知らない一般の方に説明させていただきます。

これは、生活が維持できなくて苦しむ技工士を映したドキュメンタリーのような動画です。

コンビニでバイトした方が儲かると言う技工士や、子供からお父さんみたいになりたくないと言われている技工士の悲惨な現状を映し出しています。

早朝から深夜まで背中を丸めながら働いている技工士の姿は、この業界には未来が無いことを映し出しています。

画面の中の技工士はみんなボロボロです。

まるで、西成のあいりん地区を連想させる動画でした。



その動画を社員に見せて、家族にも見せろと言ったのです。

こんな生活よりはマシだと言いたかったのでしょうか…?


こんな動画を見せられて、社員はこんな底辺技工士じゃなくて幸せと思えるでしょうか。

逆にモチベーションが下がりますよ…。

世の中、下には下がいると言いたいのは分かりますが、世界的に有名な方がすることではないと思います。

やはり、高い地位におられる方は若者に夢を持たせるべきだと思います。

私も憧れていました。

その人を目標に私は頑張ってきました。

だから…、これからの若者に光を当ててやってください。

そして希望を持たせてあげて下さい。

華を持たせてやってください。


会社の人には良くしてもらったと後輩が言ってました。

食事にも連れて行ってもらったと、とても喜んでいました。

個人個人はとても温かい人の集まりと聞いてます。

だから最初は情報提供を拒みました。

私も聞いてるうちに、ホントは良い人たちなんだなと思いました。

ただ、会社の人間となると…どうかと思います。

技術を追求するがあまり、周りが見えなくなっているのではないでしょうか。

これはあくまでも私個人の意見です。

人それぞれ生き方も様々ですから…。


会社を守る事は大事です。

しかし、会社は従業員がいないと成り立たないのです。

人を大事にしてください。

人を育ててください。

そうすれば、強い絆で結ばれた美しい会社になると思いますよ。



私の好きな言葉に「人は城、人は石垣」というのがあります。

戦国時代最強と言われた武田信玄の言葉です。

彼の周りには優秀な部下が大勢いました。

彼は人を大事にしました。

人を大事にしたから強くなれたのです。

人なくしては戦に勝つ事が出来ません。

城よりも人を大事にすることは、今の経営者たちが学ぶべきことではないでしょうか。


多くの経営者がこの不況の時代を乗り越えようと一生懸命頑張っているのは重々承知しています。

私のように経営の経験も無い人間が、寝言を言っているだけだと笑われます。

しかし、今の歯科業界は人の心を忘れてしまっています。

医療とは本来、人を救うものです。

「心」が生かされる仕事なのです。


他業種で働く職人さんのブログを一度見てください。

彼らは自分の仕事に誇りを持っています。

職人の「魂」と人間の「心」を持っています。

輝いてます。

これが本当の職人だと思います。

技工士の「職人」とは大違いです。

この人たちを技工士全員が見習わなければなりません。

本当に美しい職人の世界が見れますよ。


全ての技工士さんに言いたいです。

心を大事にしてください。

そして、他人を幸せにしてください。

家族を幸せにしてください。

私は多くの技工士さんの幸せを願っています。

ブログで取り上げた会社の方々も幸せになっていただきたいです。

仕事以外の喜びを分かっていただきたいです。


そして、多くの技工士さんに人としての喜びを分かってもらえるようになってほしいです。



ブログを通じて多くの方々から励ましのお言葉を頂きました。

多くの方々の声が、私の背中を押してくれました。

そして私なりの答えが見つかりました。

今日のブログが私の解答です。


確かに歯科技工士という仕事は「職人」の世界です。

しかし、それ以前に技工士は人間です。

家族がいます。

友がいます。

愛する人がいます。


人間としての大切な事をこれからも訴えていきたいです。

技工士としての生活を大切にするか、人間としての生活を大切にするか。

考え方は人それぞれです。

どちらが悪いとかではないのです。


しかし、人間として生きたい若者を苦しめる経営者にはキツイことを言っていきます。

弱者である若者を守ります。

これが私の願いです。


私は「職人」の技工士は辞めました。

「医療従事者」として今頑張っています。

患者さんの笑顔を見るのが私の今の喜びです。

ばあちゃんの割れた入れ歯を直した時、手を合わせて有り難うと言われました。

夢は捨てましたがこんな生活も悪くないです。

やりがいを感じます。


「職人」の技工士さん。

どうぞ笑ってください。

こんなちっぽけな事で喜んでる哀れな人間にコメントを送ってやって下さい。

あなた方にはこっけいに見えるでしょう。

しかし、私は「職人」を辞めたかわりに「人の温かさ」を取り戻しました。

外の世界には喜びがいっぱい落ちてますよ。

狭い技工室を出て初めて気付きました。


私はこれからも自分の決めた道を突き進んでいきます。

それは自分の為であり、自分を想ってくれる人の為です。


立ち直るのに少し時間がかかりましたが、これからも温かく見守っていただければ幸いです。

寝ないで考えたので、変なところがあると思いますがご了承ください。

長文失礼致しました。


皆様のご意見お待ちしています。

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謝罪 [歯科技工士]

以前、深夜・休日の技工所を記事に載せましたが、そこで働く技工士さんからコメントを頂きました。

そして、私が書いた記事により従業員の方々に大変なご迷惑をおかけしてしまいました…。

大変申し訳なく思っています。

この場をかりて謝罪させていただきます。

本当に申し訳ございませんでした。


一番最初に誤らなくてはならないのが、社名が分かってしまった事です。

写真のファイル名がそのままだったのを確認せずに使用した私に全ての責任があります。

記事を書いた後にしっかりと確認しなければいけなかったのですが…。

確認ミスだったから許されるという話ではありません。

申し訳ございませんでした。

関連する画像・記事は全て削除しました。


スタッフさんのコメントに出てくる子の名前ですが、私が話を聞いて記事にした後輩だと思います。

彼は、有名な技工所で働いていた経験があるということで、色々話を聞かせてもらいました。

最初はあまり喋ろうとしませんでした。

私の直感ですが、よほど辛い事があったのではないのかと思い、時間をかけて聴いていくことにしました。

彼は、有名な会社で働ける事が誇りに感じていたと同時に、残念な気持ちも隠しきれないようでした。

私は洗いざらい彼に喋ってもらいました。

良いところも悪いところも全てです。



そして、彼の話を元に私が脚色してブログで紹介させてもらいました。

彼には何の責任もありません。

私が自費専門でやってる技工士も大変だと世間に伝えたくて、半ば強引に記事にしました。


私は彼の人間性にとても惹かれました。

今時こんな素晴らしい青年がいるのかと思ったぐらいです。

彼はすごくがんばり屋です。

人の心の温かさを大切にします。


そんな彼が泣きながら語ってくれました。

私も過去に同じような経験をしたことがあるので、この辛さは自分の事のようにも思えました。

技工士としてではなく、人として私は業界に訴えかけないといけないと思いました。


スタッフさんの会社の方々にはご迷惑をおかけして申し訳ないと思っております。

仕事が大好きな方にとっては本当に迷惑な話ですよね…。


私は今まで勉強だと思って、睡眠時間を削りながら働いてきました。

結果として身体を壊し、好きな事も出来ない身体になってしまいました。

私は自分と同じような経験をしてほしくないと思い、健康の大切さ、家族との時間の大切さを訴えてきました。


しかし、これは私の勝手な思い込みであると気付かされました…。

世間で天才と呼ばれている方々は、生活の全てを研究に捧げている人が多いです。

私が、技工士として一人前になれなかったのもその為ですね…。

技工士が職人であるという事を改めて気付かされました。

その職人の世界に余計な口出しをした事をお許しください。


今までの無礼をお許しください。

これからは安易な書き込みは避けたいと思っています。

今までブログを楽しみに呼んでくださった方々には申し訳ないのですが、これからは更新の回数を減らそうと思っています。

ご迷惑をおかけして申し訳ございません。



頂いたコメントの一部を載せておきます。






この会社で働くものです。
GWの貴重な連休中にもかかわらず、入念な取材大変な労力だと思います。

日祝は得意先ではやっているところもありますがお休みです。土曜日は半分のスタッフが交代で出勤しています。
2日の日曜日は私が1人で両親の技工物を作っていました。3日に両親を会社に呼んで、小学5年生になる娘と共に過ごし、両親の入れ歯をリペアしてやっていたのです。

両親は私の田舎である兵庫県の日本海側から出てきていて、待っている間孫と遊び、入れ歯が直るととても喜んでくれました。二人ともとても感謝してくれましたし、息子のほうの用事でいなかった私の奥さんにも感謝していました。
また、師匠は自身が早くに両親を亡くされたこともあり、以前から会社や機材を快く使わせてくれ、両親はそれにも感謝していました。

師匠は駆け出しの頃から誰に教えられるでもなく勉強し、ついには海外の有名な学会から表彰されるに至りましたが、これは歯科技工士さんが技工士の地位向上を考え行動しているのと同じこころざしだと思います。

以前に歯科技工士さんは >何事も1歩ずつ確実に進んでいくことが大事です。とおっしゃっていました。

師匠は土日もしょっちゅう出社して夜中まで研究や開発をやっています。聞けば自宅に帰られてからも執筆などで寝るのは3時くらいだそうです。その結果わざわざ医院に出向かなくても色が分かったり、多くの技工の役に立つことが発見されていると思います。休日のルポを行っても師匠であることがほとんどだと思います。

最近では仕事の量を押さえ、CAD/CAMのスキャナーやオールセラミックの研究もすすめていて、私たちスタッフも大いにその恩恵を受けています。出来なくなると私たちをはじめ多くの技工士が困ることになると思います。また、多くの技工士や材料関係、得意先やそうでないドクターも師匠に会いにやってきます。みんな話しをすると意外と面白い人なので喜び、奥の深さに驚き充実して帰ります。こんな技工士いるでしょうか?

私はそばにいてもまったく近づく気配はありませんが少しでも学びたいです。
もっとやらせてください。




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久しぶりに技工士のお話 [歯科技工士]

ブログを初めて1ヶ月が経ちました。

今日は今までの事を振り返ってみたいと思います。


今、多くの技工士さんが過酷な現状を世間に知ってもらえず苦しんでいます。

自分一人が何かをしたところで、この業界は良くならないと思っている技工士さんは多いんじゃないでしょうか?

私が昔働いていた会社もそうでした。

毎日目の前にある仕事を黙々とこなすだけで、将来の事を考えない技工士があまりにも多いです。

徹夜に徹夜を重ねても、家族も養っていけないような給料で、この先どう生きていけば良いのか分からなくなってるんじゃないでしょうか?

将来の事を考えるのが怖くて、ただひたすら働き続ける自分がむなしく感じないですか?


前だけを見て走り続けている技工士さん。

一度、立ち止まって周りを見渡してください。

一度、自分の後ろを振り返ってください。


あなたの周りにはどんな人がいますか?

あなたが10年前、20年前に思い描いていた未来の自分になっていますか?

友達はいますか?

家族との時間を大切にしていますか?

家族に愛されていますか?


毎日仕事漬けの技工士さん、パソコンを触る時間もありませんね…。

溜まった不満を聞いてくれる人がいませんね…。

どうしていいか迷っていませんか?

誰にも相談できなくて、一人で悩んでいる技工士さんが大勢います。

少し勇気を出して、自分の現状を世間に伝えてみませんか?



私はブログを通じて世間の人に歯科技工士の現状を伝えていく事からはじめました。

1日1ページのテーマでも1ヶ月続ければ30ページ、1年続ければ365ページにもなります。

何事も1歩ずつ確実に進んでいくことが大事です。

どんなに疲れていても、毎日の更新は欠かさないようにしています。

私の書いた記事を毎日読んでくれる人がいるからです。

とても嬉しいです。

涙があふれてきます…。


今まで死ぬほど働いてきたけど、誰も私の健康を気遣ってくれませんでした。

誰もこの辛さを理解してくれませんでした。

しかし、ブログに書く事で多くの人々から励ましの声をたくさん頂きました。

15年誰にも認められず、ゴミくずのような生活を送ってきましたが、今やっと世間に認めてもらうことができました。

技工士の世界は他者を思いやることの大切さを忘れています。

感謝の気持ちを忘れています。

心に余裕がありません。


犬は飼い主に感謝の気持ちを素直に表現します。

「散歩に連れて行ってくれてありがとう!」

「遊んでくれてありがとう!」

「ご飯おいしかったよ!ありがとう!」

そして、精一杯愛情を注いでくれます。

言葉が喋れなくても心で通じるんです。

互いを思いやる気持ちがどんどん膨れ上がって、強い絆で結ばれるのではないでしょうか?


技工士もそうです。

経営者が思いやりの気持ちを持って接したら、

従業員は「会社の為に頑張ろう!」

「会社をもっと良くしよう!」と思うはずです。

一方的な関係では長く続きませんし、モチベーションも下がってしまいます。


多くの技工士さんが、毎日無茶な労働時間働いて身体を壊していますよね。

私は経営者に言いたいです。

毎日無茶な労働をさせるよりも、自分のペースで確実に成長できるようにしてあげるのが、真の経営者ではないのかと思います。

最初は何も出来ないのが当たり前です。

目先の結果だけを求めれば必ず失敗してしまいます。

毎日確実に1歩1歩成長させていけば、数年後には会社にとってかけがえのない存在になります。

1年や2年では結果は出ません。

今の経営者は若者を使い捨てにしています。

そんなことでは人は育ちませんし、会社も大きくなりません。


今の技工業界は新人を育てる余裕が無いのは分かっています。

それだったら、技工学校の修業年数を引き上げるように業界へ呼びかけましょうよ!

新人を使い捨てにする必要がどこにあるのですか?

今までのやり方は間違っています。

今が技工業界を変えるチャンスです!



少し重い話になったので偽者のピカチュウで気分をやわらげて下さい。

ピカチュ.jpg


今の歯科業界はおかしいと思う方、コメントお待ちしています[ぴかぴか(新しい)]
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世界を支える中国の技工士、その実態は… [歯科技工士]

中国製の義歯が日本中に広まりつつあります。

いや、世界中に広まっているといった方が正しいでしょうか。

そのスピードは凄まじく、近い将来、世界中の技工物が中国で作られるようになるのも時間の問題だといわれています。

しかし、これほどの技工物を作る技工士が、元々中国にはいませんでした。

中国の人口は世界一ですが、歯科医療を受けている人口はおよそ4%といわれています。

その4%の中の、しかも歯科技工士というマイナーな職業です。

そんな国が世界中の需要に応えれるはずがありません。

日本では技工士が一人前になるには10年かかると言われています。

ましてや、中国では保険外の高額な技工物が作られています。

保険外の技工物を専門に取り扱っている、日本の有名な技工士さんから聞いたことがあります。

「保険と違ってとてもシビアだ。精度が要求されるからマイクロスコープ(顕微鏡)と隣りあわせでの作業になる。とても素人には作れない。この業界で30年以上セラミック(保険外)専門でやっているが、いまだ極めたという実感がわかない。それほど奥が深いものなんだ。」

この方は歯科業界ではとても有名な方で、歯科の専門誌で多く採り上げられている方です。

業界では神と謳われる人が難しいと言っているのです。

それが、たった数年でこれほどの技工士が育つはずがありません。

中国という国家にその秘密が隠されているかもしれません。



10年前、こんな記事を目にしました。


労働保障部:中国、5年内に700万名の上級技工者を育成


新華網北京2月12日発 (記者 劉羊ヨウ) 記者がこのほど、労働・社会保障部から得た情報によると、「第11次5ヶ年計画」期間中、中国は新たに700万名の上級技工者を育成するという。

労働保障部の関連責任者によると、「第11次5ヶ年計画」期間中、高技能の人材の育成に拍車をかけ、技能労働者チームの資質の向上をけん引する。
5年で全国で190万名の技師と上級技工者を育成し、新たに700万名の上級技工者を育成し、また中級と初級技能労働者チームの発展を促進するという。

主要な措置は、重点的に各業界と各類中堅企業に依託し、職業学校の基礎的育成の役割を発揮し、また高技能人材の学校との協力制度を構築し、技術技能型、複合技能型、知識技能型人材への育成に拍車をかけ、職業学校の育成基地の建設を推進し、条件のある都市で近代生産と科学技術の発展レベルに応じるモデル的、開放式の公共育成基地を建設する。

同時に全面的に高技能人材チームづくりの政策措置を実施し、さらに高技能人材の育成、使用、評価、バックアップ、保障などの各方面の実施方法を整備し、高技能人材の東部地域での育成プログラムによる全国へのモデル的役割及び輻射的役割を発揮する。

 
中国の技術者を短期間で大量に育成し、本格的に世界の工場を目指す国家プロジェクトです。

この中には当然、歯科技工士も含まれているでしょう。


医療として扱われる技工物、雑貨として扱われる技工物。

中国で作られているのは雑貨の技工物です。

ダイソーで売っている、たわしや歯ブラシと同じです。

完全流れ作業で、パートのおばちゃんたちが義歯の研磨をしているかもしれません…。



中国人は自分の勝手な思い込みで物を作る癖があります。


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偽ドナルドダックに大喜びする人々


以前、中国人が作ったランボルギーニを紹介しているブログを見て強い衝撃を受けました。

一瞬見た感じは、それっぽいスポーツカーなんですけど、よく見ると鉄板を貼り付けて、色を塗っただけの車なんですね。

しかも、最高速度が90キロだそうで、日本の軽四よりも性能が低いんです。

それを、中国人はスポーツカーだと胸を張って言うんです。

正体不明の車をランボルギーニだと自信を持って言うんです。


偽者でも本物だと主張してしまう国民性に、私は不快感すら感じてしまいます。

偽者でも見た目が同じなら本物と一緒というのは、大きな間違いではないでしょうか?


日本では、前歯を入れるとき、保険の歯と自己負担の歯のどちらかを選びます。

保険の歯はプラスチック製で、審美性が劣ります。

自己負担の歯はセラミックス製で、審美性、生体親和性に優れています。                      


日本の国民にはその区別がつきますが、中国人には理解ができません。

セラミックスであろうと、プラスチックであろうと、白い歯は全て同じだという考えなのです。

そのような国民が義歯を作れば、粗悪なものでも義歯として認めてしまうのです。

有害で毒性の強い金属を使っていても、歯の形をしていればそれでいいのです。


私は絶対に嫌です!

中国製義歯は絶対に使いたくありません!


技工を医療として認めなければいけないと思う方、コメントお待ちしています[ぴかぴか(新しい)]
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なぜ歯科医師は中国製義歯を使うのか(後編) [歯科技工士]

日本の技工士は、自分たちの報酬の少なさに苦しんでいました。

1日16時間以上働いても家族を養っていけない…。

転職する者、自殺する者、過労死する者…。

多くの技工士が不安を抱え、腐りきった業界に光を探し求めていました。

そして一筋の光が見えた。


中国だ!

人件費の安い中国人に仕事をさせればいいんだ!


日本の歯科技工所経営者は中国へ進出する決意をしました。


今、中国の歯科技工所は凄まじいスピードで増加し続けています。

そして、その裏で日本の大手歯科技工所が手引きしているのです。


日本人は1日1万円与えないと働いてくれない。

しかし、中国人は1日500円で働いてくれる!

同じ技工料金なら、日本人に作らせるよりも中国人に作らせた方が何倍も得だ!


技工士は儲かる!


日本の技工物は全て中国人に作らせればいいんだ!

こうして中国製の技工物がどんどん広まっていきました。


人件費:2000円の技工物が、中国人に作らせれば100円で出来ます。

およそ1900円の粗利益が経営者のポケットに入るのです。

100円で作られた技工物は、日本では2000円で歯医者に売られています。


日本の歯科技工所が裏で何をしているかなんて、歯科医師には分かりません。

だまって技工物を納品すれば、歯科医師は気付かないまま患者にSETしているかもしれません。

技工士が歯科医師を騙す時代がやってきたのです。


今まで歯科医師に苦しめられてきた技工士。

もう我々は作らない!

そんなに安いのを使いたければ中国製を使えばいい!

これが歯科技工にできる精一杯の仕返しかもしれません…。




海外で作られた製品が日本に届き、日本の工場で外国人労働者が仕上げのシールを貼り付ける。

そして堂々と日本製として販売している。

輸入食材を日本で加工すれば国産になる。

業者はその魔法を使って、自分たちの利益を増やしてきました。


仕上げだけ日本ですればいい。

そうすれば外国製が日本製になる。

国産というブランド力が、勝手に客を惹きつけてくれる。

こんな楽な商売はない。




人の世は騙し合いである。

騙して騙して、騙しきった者が成功者として世間から評価される。


日本の歯科業界はまさにその典型です。

患者には真実が見えません。

「見せない」ように出来ているのです。

深い深い闇がある。

闇が歯科医療を支配する。

そして医療が商売になる…


そうなると、一番の被害者になるのは患者さんです。


将来、日本の技工士は技工をしなくなるでしょう。
中国の技工所と連携して、技工物配送センターとして生まれ変わります。


技工士にも責任がありますが、そこまで追い詰めた歯科医師にも責任があります。

ピストルを渡した歯科医師、引き金をひいた歯科技工士。

日本の歯科医療は終わりです。


中国製が怖い患者さん、コメントお待ちしています[ぴかぴか(新しい)]
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なぜ歯科医師は中国製義歯を使うのか(前編) [歯科技工士]

今、中国製義歯が世間を騒がせていますが、その裏に何があるのか誰も追及しようとしません。

中国製の危険性に注目するのではなく、なぜ中国製が使われるようになったのか…。それを解決しないかぎり技工物の問題は解決しません。


日本の歯科技工士は国家資格者にもかかわらず長い間苦しめられてきました。
技工料金の自由化が法律で認められているので、業界はバトルロワイヤル状態です。
本来、仲間であるはずの技工士同士が仕事を奪い合い、互いを憎みあっている。
仕事を奪われた技工士は、別の技工士から仕事を奪う…、奪っては奪い返されの繰り返しです。
永遠に互いを傷付けあう、終わりの無い地獄です。

技工士はどのようにして仕事を奪っていくのか。


技工物の値下げです。


歯科医師は、歯科技工士の心理をうまく操り、値下げゲームを楽しみます。


もともと2500円で銀歯(クラウン)を技工士Aに依頼していたとします。

そこへ別の歯科技工士Bが営業へやってきました。


技工士B「仕事ください!お願いします!」

すると歯科医師は「今は2500円でやってるから、それ以下じゃないとダメだよ」

技工士B「2300円でどうですか?頑張ります!」

歯科医師「2300円だったら今の技工士に言えばやってくれるかもしれないねぇ…。」

技工士B「それじゃぁ2200円でどうですか?」

歯科医師「わかった。君の頑張りに免じて2200円でいいだろう。」

技工士B「有り難うございます!」


こうして歯科技工士Aの仕事はなくなってしまいました。
困った技工士Aは歯科医師に相談します。

技工士A「先生…、仕事がなくなって家族を養っていけません。どうか仕事をいただけませんか?」

歯科医師「しかし今、歯科医院の経営も苦しいんだよ。息子の大学進学でウチもお金が無いんだよ。経費を節約しないとね。」

技工士A「お願いします…。どうしても仕事が必要なんです…。」

歯科医師「今仕事を出してるところが2200円なんだよ…。2000円でどうだ?2100円なら向こうも2000円にしてくるだろうし。」

技工士A「2000円ですか…。はい!仕事が無いよりは全然マシです!有り難うございます!」



こうして歯科技工士Aは2000円に値下げする事で仕事を取り戻すことが出来ました。


そして数日後…
新たな歯科技工士Cの営業がやってきました。


技工士C「仕事ください!ウチは安いですよ!」

歯科医師「ほう…。それは頼もしいな。いくらでやってくれるんだ?」

技工士C「1500円です!」

歯科医師「よし!決まりだ!明日から仕事頼めるかね?」

技工士C「はい!有り難うございます!」


こうして技工士Aさんは完全に仕事を失ってしまいました。



今、歯科技工士同士の潰し合いが深刻な問題になっています。

そして、その指揮を執っているのが経営者たち。

技工物の単価が安いからもっと働けと従業員をこき使っています。

今を生きるために必死に働く技工士たちは、未来の事を考える余裕がありません。

日本歯科技工所協会は従業員の利益ではなく、自分たちの利益を優先してきました。

大手歯科技工所の経営者たちがダンピングで業界を低迷させてしまったのではないでしょうか?


ダンピングで仕事を失った技工士さん、技工料金が安い技工士さん、コメントお待ちしています[ぴかぴか(新しい)]


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技工士が足りないキャンペーンを叩く [歯科技工士]

前回の続き

歯科技工士専門学校の宣伝(技工士が足りないキャンペーン)にツッコミを入れていきます。



>業界の現状
>日本歯科技工所協会理事長に聞きました
>夢を持って、安心して働ける環境づくりに励んでいます

日本歯科技工所協会?
初めて知りました…。
詳細載せておきます。

日本歯科技工所協会とは、歯科技工を業とする経済団体であり、
歯科技工所56社を正会員、2社を特別会員、2名を名誉会員とし、
歯技協の趣旨に賛同された34社の賛助会員を含み、
合計93社で構成されているそうです。

その団体の一番偉い人から業界の現状を聞いたんですね。そして、こう言っていますね。
夢を持って、安心して働ける環境づくりに励んでいます。と。


私なりに分かりやすく、翻訳させていただきます。


>日本歯科技工所協会理事長に聞きました
朝鮮労働党最高幹部に聞きました

>夢を持って、安心して働ける環境づくりに励んでいます
夢を持って、安心して暮らせる環境づくりに励んでいます


人それぞれ感じ方の違いはあるでしょうが、
北朝鮮の現状を知っている方は、私が何を言いたいのかご理解いただけると思います。


こいつらは平気で嘘をつくということです!


>将来、歯をつくる人がいなくなるかもしれないということは深刻な問題です。
その深刻な問題を招いたのは経営者たちです。


>なぜこのような問題が発生しているのでしょうか?
経営者が従業員を奴隷のように扱い、離職する者が後を絶たないからです。


>私たちは若者たちに目指してもらえるような業界づくりを怠ったということです。
人権を無視してきましたね。
今まで、そしてこれからも…。


>しかし今は、歯科技工士が大いに不足しており、歯科技工所としては、人材確保が死活問題にまで発展してきました。
>すごく危機感を持っています。
奴隷がいないと、自分たちの儲けがなくなりますからね。
経営者自らが奴隷と同じように働けば良いのです。


>人材育成は勿論、福利厚生や労働時間も大いに見直しが進められ、若いみなさんが夢を持って安心して働ける環境づくりに励んでいます。
現場に新人を育てる余裕なんてありません。
福利厚生は一切無し、奴隷である技工士にセーフティーネットはありません。
労働環境の見直しは進んでいません。
何十年も前から改善されていない。歯科技工士は国からも見離されました。


>多くの若者に目指してもらえる職業になるように、働きやすい環境づくりに業界全体で取り組みが進んでいるようです。
具体的に何をしたのですか?
いるようです?現状を把握していないのでしょうか?曖昧な答え方をするな!


>未来の歯科技工士である○○さんに歯科技工士の魅力を尋ねると、「…充実感があって、とても楽しいです!」と言います。
学生は技工士の現状を知らないです。
正社員になれば、充実感どころか死ぬまで働けます。


>日本の歯科技工は世界的に見てもとても高いレベルです。
だったら何故、国は技工士の価値を認めないのですか?
なぜ報酬が少ないのですか?


>高齢社会、インプラントなどの高度な治療の普及など将来性もある仕事。
将来は人件費の安い中国人が、雑貨である日本人の義歯を作ります。


>何よりも人の健康に役立つ素晴らしい仕事です。
自分の健康を犠牲にして働く事が素晴らしいのでしょうか?


>今、働きやすい環境づくりが急ピッチで進められています。好条件がそろう仕事となる日も近いようです。
ありえません。
だから具体的に何をしているのですか?
現役の技工士でさえ離職したいと思っているのです。
新入社員に耐えれる環境ではありません。
賃金も最悪です。
1日16時間働いて良くて月収18万です。
普通のアルバイトなら倍以上稼げます。
そもそも近いようです。って何ですか?
曖昧な言い方をしないでいただきたい。
責任逃れのつもりか?




一般の方に分かりやすく、北朝鮮に例えてまとめてみました[ぴかぴか(新しい)]


北朝鮮労働党最高幹部の方が言うには
・我々は人民が夢を持って安心して暮らしていける国家づくりに励んでいます。

・かつて北朝鮮は貧しい国だといわれてきました。我々が政策を怠ったからです。

・しかし、今は違います。我々は北朝鮮発展のため、精一杯の努力をしてきました。

・人民の為の改革が急ピッチで進められています。

・わが国はこれから世界各国から注目され、アジアを代表する国家になるでしょう。

・しかし、これからの経済発展を支える国民があまりにも少なすぎます。

・北朝鮮に住めば、将来巨万の富を築くことができるでしょう。

・北朝鮮は素晴らしい国です。将来性のあるわが国で永住しませんか?



永住希望の○○さん
・私は小学生の頃から北朝鮮で暮らしたかったんです。

お母さんも「北朝鮮が世界の軍事バランスを保っている」って言ってました。

旅行でよく平壌に行くのですが、豊かな国でとても楽しい国です!


北の楽園に行きたい方はどうぞ行って下さい。

朝鮮労働党最高幹部の意見が正しいと思う方、コメントお待ちしています[ぴかぴか(新しい)]

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歯科技工士が足りないキャンペーン [歯科技工士]

近年インターネットの普及に伴い、歯科技工士の現状が世間に少しづつ知れ渡るようになってきました。

多くの若者は歯科技工士の現状を知り、魅力が無い職業だと気付きます。

手に職をつければ一生安定した生活が送れる時代は終わったのです。

というよりも、歯科技工士にはそれが当てはまりません。

人間らしい生活ができない技工士に誰もなりたがりません。


それで一番困るのは誰でしょうか?


歯科技工士養成所です。

技工士学校ともいいます。

生徒が学校へ入らなければ、先生たちは食べていけません。

だから必死に生徒を獲得しようと、あらゆる手段を尽くします。


そして、ある迷言を思い出します。

「歯科技工士の就職率は悪くない.
しかし,技工学校の入学者がいない.
定員割れの状況だ.
学校を出ればとりあえず就職先はある.
歯科技工士に対する魅力を日技が国民に訴えないとダメだと思う」


そうだ、歯科技工士は魅力のある仕事なんだ。

就職率が自慢の技工士、そのPR活動をしよう!


高校の進路説明会に行って、何も知らない学生を洗脳します。

技工士の魅力をいっぱい書き込んだパンフレットを配布します。

オープンキャンパスでは指輪などの装飾品を作ったりできます。

美味しい昼食も無料で食べさせてくれます。

お土産も貰えます。

家に帰って専門学校のパンフレットを眺めていると、オープンキャンパスでの楽しい思い出がよみがえってきます。

歯科技工士になろう!

思いはどんどん強くなっていきます。


はい、落ちた!洗脳完了!

そして、期待に胸を躍らせ技工士学校へ入学します。

ちなみに専門学校2年間の授業料が約500万円。

もう、後戻りはできません。


地獄の入り口へようこそ

我々技工士は使い捨てができる新鮮な労働力に飢えているのだよ


たぶん業界の人たちは心の中でこのようなメッセージを送っているのでしょう。




前置きが長くなりました、では本題に入ります。


技工士が足りないキャンペーン


こんなキャッチフレーズが今、技工士学校で流行っています。

最近の学生はみんなこのキャッチフレーズに釣られて入ってきたと思います。

学校のパンフレットに書かれていることを紹介します。



業界の現状
日本歯科技工所協会理事長に聞きました
夢を持って、安心して働ける環境づくりに励んでいます

将来歯をつくる人がいなくなることも

 今、歯科技工士業界の最大の問題は、若い歯科技工士が減少しているということです。
25歳未満の歯科技工士は全体のたった7%しかいない集計結果が出ています(下記表参照)。
p03.gif
これは大きな問題で、若い歯科技工士の養成が急務となっています。
ではなぜ若い歯科技工士が減ると大変なのでしょうか?
日本歯科技工所協会・理事長の□□さんにお話を伺いました。
「歯科技工士という仕事は積み重ねが必要です。
一部のサービス業などでは、午前中に研修を受けて、午後には業務スタートという仕事もありますが、歯科技工士の世界では不可能です。
資格を持った人だけができる特別な仕事ですので、派遣やアルバイトでまかなうことができない職種です。
だから、次の世代を育成していくことが重要。
このまま若い歯科技工士が減少していくと、将来、歯をつくる人がいなくなってしまうことも。
そうなると大変ですよね。だから若い人が大切なのです」。


日本が得意とするモノ作りが衰退

 将来、歯をつくる人がいなくなるかもしれないということは深刻な問題です。
自分には関係ない…とは言えません。
患者であるみんなに影響が出てくる問題だと言えそうです。
なぜこのような問題が発生しているのでしょうか?
 「まず、日本ではモノ作りが衰退したということ。
その中で、私たちは若者たちに目指してもらえるような業界づくりを怠ったということです。
しかし今は、歯科技工士が大いに不足しており、歯科技工所としては、人材確保が死活問題にまで発展してきました。
すごく危機感を持っています。
人材育成は勿論、福利厚生や労働時間も大いに見直しが進められ、若いみなさんが夢を持って安心して働ける環境づくりに励んでいます」と□□さん。


充実感、達成感素晴らしい仕事

多くの若者に目指してもらえる職種になるように、働きやすい環境作りに業界全体で取り組みが進んでいるようです。
未来の歯科技工士である○○歯科技工士専門学校の○○さんに歯科技工士の魅力を尋ねると、「私は小学生の頃から歯医者さんで働きたかったんです。
お母さんも『歯科技工士がその歯科医院の良し悪しを決める』って言ってました。
今は、昼間はラボで臨床研修、その後学校に通ってますが、充実感があって、とても楽しいです!」と言います。


□□さんは「歯科技工士は、本当に大切でやりがいのある仕事です。
すべて手作りの「匠の世界」です。
モノ作りは日本が得意とする分野。
日本の歯科技工は世界的に見てもとても高いレベルです。
高齢社会、インプラントなどの高度な治療の普及など将来性もある仕事。
何よりも人の健康に役立つ素晴らしい仕事です。
者さんに喜んでもらえたら、本当に嬉しいです。
ぜひこの機会に知っていただき、仕事を理解してもらいたいと思います」と語ります。
 変化しつつある歯科技工士、ひいては歯科医療の業界。
今、働きやすい環境づくりが急ピッチで進められています。
好条件がそろう仕事となる日も近いようです。


減少する若い歯科技工士

 ファーストフードなどを代表とするサービス業が台頭した日本、衰退したモノ作り立国の中では歯科技工士を目指す若者も世間に違わず減少しています。
厚生労働大臣官房情報統計局 衛生行政報告によると全国3万6千人の歯科技工士の内、25歳未満は全体のたった7.0%、25歳~29歳は11.6%、一方40歳以上になると57.8%を占める結果に。



さて、突っ込みたい気持ちは山々なんですが、これ以上読むのも大変だと思うのでここで一旦終了させていただきます(;・∀・)オツカレサマー


しかし、もう少し見たいという方!

「技工士が足りない!」の理由を教えます。


ある掲示板から引用しました。

○プライドっていうか、技工士の多くは精神年齢が低すぎ
そりゃあんな仕事を毎日してたら、頭のネジもぶっ飛ぶわ 職場内で仲間同士潰し合ってるようなラボもあるくらいだからな
あいつらホント病んでるよ


○元技工士さん?
仲間同士潰しあうってどんなふうに?


○小さめなラボが隣にある歯科医です
技工士達の仲間への嫌がらせや苛めは異常ですよ
仕事終わって控え室でカルテいじってる時によく新人を怒鳴る声等が聞こえてきてましたからね
怒鳴っている内容も休日に出てこいやら、今月お前の儲けは無いやら、今日は徹夜するか?など追いつめるような会話ばかり
帰り際や朝早くに新人に掃除させるのは当たり前で、鍵の管理まで新人にさせている状態
この辺はまだ序の口で、酷い時には仕事中の新人をしつこく雑用に使って
深夜のコンビニに買い物に行かせたり、事あるごとに殴る等をしていたらしい
余りに酷かったので、隣の社長に頼んで新人を辞めさせ、知り合いの若い歯科医に
専属で雇ってもらって今でも頑張っているらしい


そんなことラボでは日常茶飯事ですよ
イジメとストレスで追い詰められて突然「うわあぁぁぁ」って叫んで
机の上の物放り投げて走って出て行き、そのまま来なくなった奴もいた
自分もその職場をやめたけど技工において学んだことはほとんど無かった


○俺が、技工士になる前の話だけど
技工所で苛められた奴が、ガソリンか灯油を
撒いて、火をつけて、社長と従業員を殺した事件があったよ。
たしか、殺した奴は聾唖者だったと記憶しているが。



私の考えから出した結論は、歯科技工士の職場は地獄だからです。
○○さん今でも技工士してるのかな~[exclamation&question]

お疲れ様でした[わーい(嬉しい顔)]

なぜ技工士が足りないのか分からない方、コメントお待ちしています[ぴかぴか(新しい)]


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